アナログ玩具

ビーダマンは遊び方がわからない玩具だった

ビーダマン流行当時に子供だった人でも、ビーダマンの遊び方がイマイチ分からないと思った人は多いと思います。

徐々にビーダマンも遊び方のスタイルは確立していくわけですが、とくにボンバーマンのフィギュア時代の初期ビーダマンの遊び方は謎でした。

そんな初期ビーダマンの遊び方が裏面に記載されていたので紹介していきます。

 

初期ビーダマンの遊び方

 

1.トンデケ・デンデケ

ルール

大きな紙の上に参加者は全員自分の基地を描きます。
じゃんけんに勝った人から順に誰かのビーダマンを狙って打ちます。
当たったビーダマンで基地から飛び出した人はゲームから除外されます。
最後まで残った戦士が勝者となります。

2.ガッポリ・オタカラ

ルール

みんなで一箇所に集めたビー玉を円形を作り中に入れます。
じゃんけんで勝った人から順にビー玉の塊に向かって1発ずつ狙い打ちしていきます。
塊から出た(円形)ビー玉をもらうことができます。
最終的に一番ビー玉を持っていた人が勝利となります。

 

この他にも確認はできていませんが、他のボンバーマンビーダマンシリーズのジャケットなどには遊び方シートなどで独自の遊び方が紹介されていたかもしれません。

とはいえ、今見てもルールがガバガバでこれの何が面白いのか、イマイチ分かりませんね。

 

他の息が長いホビーと比べても面白い味にかける

ビーダマンを購入して実際に遊んでみると分かりますが、子供でもまあ面白くないですし、友達同士で遊んでも盛り上がりません。

ミニ四駆やベイブレードといった現在でも生き残っている玩具と比べても、ルールが確立されていなかったり、ルール通りに遊んでもイマイチ盛り上がらなかったり..。

確かに漫画の勢いはあって、漫画を読んだり、アニメのビーダマンを見たりすると、実機が欲しくなるんですが、実際に遊んでみるとビー玉を出したときの威力とか、想像以上にショボいんですよね。

まあこればっかりはしょうがないところだと思いますが・・

やはりビーダマンの人気が大爆発とまでいかなかった要因は「遊び方が謎」というのはあると思います。

現在のボトルマンも悪戦苦闘中

ビーダマンの意志を継ぐ玩具として2020年に登場したボトルマンですが、こちらも2024年現在では人気がベイブレードXと比較してもイマイチ伸び切らない様子です。

このまま発売停止になりそうな雰囲気すらありますが、ボトルマンが面白くない理由のひとつとしても「遊び方の謎」というのは少なからずあります。

時代が変化して、今では公式も一生懸命ボトルマンの10種競技など紹介していますが、単純に面白くないような気がします。

10種の公式競技に挑戦!【ボトルマン公式】

まとめ

ビーダマンを持って友だちの家に遊びに行って対戦するも、「これ、何が面白いんだ?」という微妙な空気になって、結局みんなで64でマリカーとかやる流れありました。

アナログ玩具がテレビゲームに勝つには、アナログならではの面白味がないとなかなか難しいですね。



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